ルスノート : 造形譜
 The study of Notation for Algorithmic Arts

アルゴリズム造形
Algorithmic Arts
COMA DESIGN STUDIO
Ken ISHIGAKI 石垣 健
アルゴリズム造形の基礎概念 1
Basic concept for Algorithmic Arts


数,対応,分割,比例

アルゴリズム造形の基礎概念
Basic concept for Algorithmic Arts

 アルゴリズム造形の基礎概念*には,人が造形物を観察するときに,無意識であれ蓋然的に把握している形の構成要素や,それらを組み立てる要因が挙げられる.これらを一定の形式に基付いてアルゴリズムとして記述し,空間や視覚認識の法則によって配置変換,変形等を行い,独自の構成を追求していくのがアルゴリズム造形である.前世紀後半において,情報科学の目覚しい発展のなかで,プログラミング言語においては,詳細な造形要因,要素,属性等の概念化,ネーミングが為された.その結果,それらを統合し編集機能を持った汎用CGソフトが普及している.しかしGUIを伴ったマウス機能による相似的入力方法は,コンピュータの貴重な機能である言語を使った対話を遠ざけ,言語入力による文学的発展を阻害してしまった.ここで述べるアルゴリズム造形の基礎概念は,汎用ソフトのような形を入力する手立てではなく,その形が生まれるプロセスの記述,プロポーションやリズムやバランスのモデル化,モデュール化.構成のアルゴリズムの解明,科学的シミュレーションとの統合等,演算と概念化による言語的組み立ての可能性を負うものであり,現在の市販の汎用CGソフトに大きく欠落した概念でもある.


Number

アルゴリズム造形における “数” について

一対一対応
分割
順序

記数法(
n進法による表記とその桁の解釈)
循環指向

分 割
Division

アルゴリズム造形における “分割” 概念について

分割について
分割とその構成的抽象表記
自由な分割とその把握---抽象的分割と具象的分割の対応的把握

1を数個に分けて見る
配列変数と配列の次元,配列要素の関係

円の半径の等分割による場の分割.
円の半径の比例分割にもとづく分割数と要素の大きさの対比.比例の視覚的雰囲気をつかむ.

対  応
Correspondence

配列の値と対応

対応関係全体を把握し,相互の調整のための構成プロセスを組み立てる.
配列要素の中に,物理単位系や,色合いや質感等の固有の属性を対応させ,量的分割や質的分割(連続量,分離量)を対応させたり,循環的関係を対応させることもできる.配列要素の値に配列を対応させたり,配列で配列を変換可能である.


比  例
Proportion

プロポーション

全体と部分,部分と部分の比例と変形
度量衡と比例





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